半分、青い|ムンプス難聴ってなに?鈴愛の失聴の病気・原因

 

朝ドラ『半分、青い』では、ヒロインの鈴愛(永野芽郁)は左耳が聞こえません。

 

彼女の左耳は生まれた当初から聞こえないのではなく、小学校3年生の時に

病気によって失聴することになります。

 

その病気というのが「ムンプス難聴」という聞き慣れないもの。

 

ところがこの病気は非常に恐ろしいものだったのです。

 

 

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ムンプス難聴ってなに?鈴愛の失聴の病気・原因

 

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ムンプス難聴とは、おたふく風邪のウィルスが内耳に感染して発生する難聴です。

 

おたふく風邪にかかった人のうち、0.21.1%の割合でムンプス難聴を発症する

と言われています。

 

発生するのは主に子供で、割合は1.5万人に1人と非常に稀な病気です。

 

ところがこの病気は治療法がなく、ひとたび患ってしまえば完治は難しい

非常に恐ろしい病気です。

 

またこの病気による難聴の程度は軽度から高度(失聴)までありますが、

軽度や中度で留まるケースは稀で、多くは高度まで達してしまいます。

 

加えて多くのケースはドラマの鈴愛と同じように片耳のみに生じますが、

両耳に発症するケースもあります。

 

1989年からムンプスワクチンの接種がおこなわれるようになりましたが、

後に接種による副作用が判明して現在では任意接種となっています。

 

いちおうステロイドの投与など、突発的難聴に準じた治療法もありますが、

有効なのは軽度と中度のケースで、高度のムンプス難聴にはほぼ無効ですので

事実上治療法がない状態になっています。

 

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この難聴を発症してしまうと、最初は平衡感覚などにも影響が出てバランスが

とりづらくなってしまいます。

 

また音の方向が把握できなかったり、会話の聞き取りが困難になるなど、

日常生活にも支障が出て、人間関係にストレスを感じやすくなると言います。

 

このように命の危険はないものの、ムンプス難聴は失聴という重大な弊害を

引き起こすことになります。

 

おたふく風邪から派生する病気ですが、本当に恐ろしいですね…

 

発症してしまえば、以降はドラマの鈴愛のようにいかに障害と付き合っていくかが

重要になるようです。

 

ドラマではムンプス難聴によって左耳の聴力を失ってしまう鈴愛ですが、

とても前向きに生きていきます。

 

このあたりはドラマ全体を通じた大きな見どころやテーマでもあるのですが、

その上で彼女は何度も挫折を経験していきます。

 

それでも再び立ち上がって困難に挑んでいくのですが、ハンデを背負いながらも

バイタリティー溢れる挑戦をし続ける鈴愛の姿はきっと勇気をくれるはず。

 

視聴者としてもこのあたりには大いに期待ですね♪

 

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